Skip to content →

『思考が物質に変わる時 科学で解明したフィールド、共鳴、思考の力』内容まとめ

第4章 エネルギーがDNA、細胞を創る (p138-)

 数秒前のあなたと今のあなたは同じ状態ではないし、もちろん昨日とも違う。あなたの肉体の細胞は、恐るべき速度で入れ替わりながら組織再生が進むようになっている。
 肉体には実に37兆個ほどの細胞がある。現在知られている銀河の星の数よりずっと多いこれらの細胞は、古くなったものが死んで常に新たな細胞に入れ替わり、1秒ごとに実に81万個以上に及ぶ細胞が入れ替わる。
 例えば、1日あたりに体が作り出す新たな赤血球は1兆個だ。(中略)動脈や静脈をめぐって体内の細胞に酸素と栄養分を運んでいる赤血球の寿命はおよそ4か月で、寿命を終えた赤血球からは肝臓で重要な要素が取り出され、残りは脾臓へと送られて再利用される。あなたの体内には6か月前の赤血球は1つも残っていないということになるのだ。半年で赤血球はすべて新たなものに入れ替わっている計算になる。

細胞は常に生まれ変わる(p139-)

 消化管の粘膜も4日ごとに入れ替わる。肺組織は8日間、骨格はその10%が毎年入れ替わる。
 また、脳内には約840億個の神経細胞と、およそ同数の非神経細胞が存在する。脳内でも同じように常に新しい神経細胞が生まれており、細胞1つひとつが数千個の神経細胞と150兆個のシナプスで網の目のようにつながっている。
 そして、脳内では少なくとも毎秒1つの神経細胞が常に入れ替わっている。海馬と呼ばれる部分は記憶と学習を司っており、ここでも常に新しい神経細胞とシナプスの刈り込み(取り除かれること)と再生が繰り返されている。ある神経路が萎縮してしまうと、その部分の海馬も縮小する。成長すれば、その部分に関する海馬は増大する。
 今あなたの肝臓の細胞の中で最も古いものは、約5ヶ月前のものだ。
 ほんの最近まで、心臓の細胞はいったん死んでしまうと再生することはないと信じられていた。しかし、心臓組織にも損傷や壊死した細胞を再生する幹細胞領域があることや、心臓細胞は生涯に少なくとも3度はすべて入れ替わることが最近の研究で明らかになった。
 目の角膜は24時間以内に再生し、肌はすべてが新たな細胞に生まれ変わる。胃の内膜は1週間で自然再生するが、直腸の再生はもっと速い。

 体の基本的な構造が常に再生していることは、私たちがいかにすばやく、そして確実に治癒できるかを示している。

細胞再生を導くエネルギー(p147-)

 細胞をさまざまな周波数の中に置いて調べたところ、正常な細胞の成長を促す刺激を与える周波数の中には脳によって作り出されるものがることがわかった。

 1950~2015年に発表された科学的文献には、ある周波数の信号が細胞の再生と修復を引き起こすきっかけを作ることがわかったと記されている。その発見をした研究者は、「ほとんどの周波数の信号は細胞の何の影響も与えないが、ある特別なものだけは細胞に影響を与える」と述べている。

【デルタ波】(p152-)

 0~4ヘルツという最も低い周波数を持つデルタ波は生体組織での有益な変化に関連している。正常脳では、癒しと0~4ヘルツの周波数は互いに関連して働いているという。

(中略)…海馬内の神経をつなぐシナプスは、超低周波であるデルタ波0.16ヘルツで最も活動がさかんになることがわかった。このことから、デルタ波を用いて記憶と学習効果を上げることが期待できる。

 また、染色体の先端にあるテロメアの長さを補う酵素テロメラーゼの生成に関するRNAと5種類のタンパク質を分析したところ、これらの分子が最も共鳴するのは0.19と0.37ヘルツに対してだった。驚くことにテロメラーゼはそれ以外の周波数からはまったく影響を受けず、デルタ波のうちでもわずかな範囲にしか反応しない。
(中略)…0.5~3ヘルツのデルタ波が神経細胞の再生を刺激することを発見した。

【シータ波】(p154-)

 デルタ波の次に4~8ヘルツの低い周波数を持つシータ波は、ヒーラーに共通して見られるものでもある。
 ベッカーは、エネルギーヒーリングのヒーラーの脳波に最も共通して流れているものがシータ波であることを発見した。

 DNA修復時にさまざまな周波数を与えてみると、7.5~30ヘルツの電磁フィールドで分子同士の結束が強化されることが発見された。なかでも9ヘルツが最も影響を与えていた。

 そして、シータ波のちょうど中間あたり6.4ヘルツで人間の軟骨細胞が再生されることもわかった。

 また別の研究では、5~10ヘルツの電磁波を与えた17人の患者に腰痛の改善が見られたという。

【アルファ波】(p155-)

 8~13ヘルツの脳波はアルファ波と呼ばれ、高周波のベータ波やガンマ波と、低周波のシータ波やデルタ波のちょうど中間にあたる。

 現在DNAをさまざまな周波数にさらす先駆的な研究がなされている中で、10ヘルツのアルファ波ではDNA分子の合成が明らかに促進されることがわかった。また海馬の神経細胞は4~12ヘルツで働きだし、10ヘルツ以上では脳内の学習や記憶の経路が促進されることもわかった。それ以外の脳内では、8~10ヘルツで神経が共鳴して振動し、情報を交換する。

【ベータ波】(p157-)

 13~25ヘルツのベータ波はさらに2つに区分され、それぞれ別に研究がなされている。
 13~15ヘルツの低ベータ波は、感覚運動リズム(sensorimotor rhythm)の頭文字をとってSMRとも呼ばれ、肉体の維持機能と関係している。
 思考を巡らせる時に発生する15-25ヘルツの高ベータ波は、作業に集中すればするほど多く観察される。

 また、ストレスがかかると高ベータ波は異常なほどに多量に発生する。友人と喧嘩したり、完了不可能な期限付きの仕事を抱えていたり、夜中に恐ろしい音がしたり、トラウマとなった子どもの頃の経験を思い出したりなどとネガティブなことを考えたりすると、この高ベータ波が放出される。
 つまり高ベータ波はストレスがかかっていることを示し、体内にはコルチゾールとアドレナリンが多量に分泌される反応が起こる。また恐怖や不安も高ベータ波が発生する原因であり、細胞内の有益な機能の多くがこれにより阻害されてしまう。脳内に高ベータ波が発生し続けると、肉体の老化が速く進行する。

【ガンマ波】(p158-)

 最近になって発見された脳波のガンマ波は、脳全体の情報を統合、同期して、整理する。
 ガンマ波は25ヘルツから時には100ヘルツを超えることもある。

 ある予備実験では、アルツハイマー病の特徴である認知力が低下している5人の患者の海馬にガンマ波の光を当てた結果、患者の症状に改善が見られた。さらに最近の研究では、10ヘルツのアルファ波と40ヘルツのガンマ波を組み合わせて刺激を与える技術が使われている。
 この他にも、75ヘルツのガンマ波は体内に抗炎症プロテインを生成する遺伝子の発現を促す。50ヘルツのガンマ波は、体内に幹細胞という筋肉、骨、皮膚など必要とされるどんな細胞にもなる「ブランク・セル」の数を増やす。60ヘルツでは、コルチゾールのようなストレスホルモンの信号を調整し、転写因子の一群を暗号化する遺伝子Mycという重要な遺伝子を活性化させる。その結果、体内の全遺伝子の発現の15%をコントロールする。
 ストレスがあることを示す高ベータ波は、DNA合成を抑制する。25ヘルツの高ベータ波にさらされた骨細胞はその成長が止まるが、75ヘルツ以上のガンマ波を当てると、成長が促進される。最も成長が促進されるのは125ヘルツにさらされた時で、その成長速度は3倍になる。、

第5章 共鳴した思考のパワー(p178-)

 通常、1日の内におおよそ4000種類の思考が人の頭脳を巡るとされている。そのうちの22~31%が、制御できずに頭に浮かんできてしまう好ましくない思考で、またそのうちの96%が何度も繰り返し浮かんでくる。クリーブランドの健康増進プログラムによると、浮かんでくる思考の実に95%が何度も繰り返され、その80%がネガティブな思考であるとされる。

3次元世界の幻想を捨てる(p306-)

 人生はただ流れるものではなく、選択していくものである。そして、あなたが意識の中で宇宙のフィールドと常に一致して生きることができれば、新しい神経路がつながり、それを目印に物質ができあがる。

 あなたも私も自分の周りの世界をこの瞬間の自分の思考で創り上げている。
 どんな瞬間も、自分で現実を創り上げ続けている。あなたは、これから先の瞬間、一日、1か月、一年、あるいは十年をどう創り上げていくのだろう?

 意識的な創造ができるのだから、きっと人は今までとは異なる選択をするようになるだろう。ネガティブな思いを選択せず、ポジティブな気持ちを選ぶことで、あなたの現実だけではなく人間全体の現実をも変えられる。

 私たちは自分の持つ力の意味を知り、今までとは異なる選択ができる。
 心地いいと考えれば、そういう気持ちで体内の分子ができあがる。
 ポジティブな意見がたび重なると、そのことがさらにポジティブなことを創り出そうとする気持ちを強める。新しく発見した力に自信がつけば、もっと大胆な思考も浮かぶようになるだろう。

 物質という周波数は、ある周波数のエネルギーから生じる。

Published in 本の引用まとめ

Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です